2005年07月28日

コラム:自由意志

友人にお医者さんがいて、彼から学んだことがある。
簡単にまとめると、「自由意志」こそが人間の最大の財産である、ということ。

■自由意志、それはどんな意味だ?

何を食べても自由、
何を着ても自由、
何をしても自由、
寝ててもいい、ゲームもしほうだい。
なんてったって、自由は最高だ。
 
 
・・・
 
 
そんな低レベルのものではない。
もうちょっと具体的に。
 
 
ショートケーキとモンブラン、どっちを食べようかな?
スカートにしようか、パンツにしようか、ジーンズにしようか?
いい天気だ、遊びに行きたい、でも仕事もある。どうしようか?

自由意志、使ってるじゃん。
 
 
 
わかりきったこと言うなって?
じゃ、もうちょっとレベルアップ。
 
 
 

○赤信号だよ、急いでいるのに、、、でもルールだから止まろう。
(信号無視することと、交通ルールを守ること、これらのうち、良い方を選ぶ自由)

○おいしそうなケーキ!でもダイエット中だから我慢、ガマン。
(食欲に負けるか、克服するか、これらのうち、良い方を選ぶ自由)

○帰りの手段が車しかない。でも目の前のビールがうまそう。。。でも飲まないぞ。
(酒を飲むか飲まないか、後々のことを考えた上で、良い方を選ぶ自由)
 
 

もちろん、常に良い方を選ぶとは限らない。
 
 
●急いでいるがために、信号無視するかもしれない。
(捕まる、事故を起こす、というリスク)

●食欲を制することが出来ずに、食べてしまう。
(自己嫌悪に陥る x その繰りかえし + 余計な脂肪がもれなくついてくる)

●酒の魅力に負け、飲酒運転をして帰宅。
(捕まる、事故を起こす、というリスク)
 
 
基本的に、人間は、さまざまな状況のもとで、常に選択をしている、ということ。
朝おきる時間、会社に行くかどうか、何を食べるか、仕事を終えたら何をして過ごすか。
それに伴う結果も、もれなく付いてくる。
 
 
 
そして、
 
 
 
選ぶのは自由だが、残念ながらその結果までは選べないのだ。
 
 
 
■つまり、自由意志とは?

何をしても良い、というレベルではない、
もっと上のレベル、つまり、責任と結果を伴う尊いもの。

人間の成長は、「自由意志」の使い方によって決まるのだ。
 
 
 
■自由の女神

アメリカは自由の国。
その女神像はその象徴。
 
 
しかし、これでは偏っている、と言っているのが、「7つの習慣」で有名な、あのコヴィー博士。

博士は、自由があるなら、それに対応する「責任」も心に刻み付けなければならない、と言う。
 
 
Statue of Liberty (自由を象徴する像)

 があるなら、

Statue of Responsibility (責任を象徴する像)
 
 
があってもいいんじゃないか、とのこと。
 
 
 
西海岸あたりに作ろう、ってなプランを持っているらしい。
ビッグだね、コヴィー博士。
 
 
 
■お医者さんのアドバイス。

自由意志、責任を結果を伴う、「自由意志」。
皆さん、大切にしてますか?
 
 
さて、ここで、冒頭のお医者さんのアドバイス。

実は、知らず知らずのうちに、「自由意志」を蝕むものがあるそうな。

代表選手が、

 麻薬などの有害な薬物
 アルコール
 ニコチン
 ・・・etc。
 
 
これらに共通するのは、
 
 
  「常習性」
 
 
つまり、いつもいつも、それを摂っていなくちゃダメなの、アタチ。

という中毒状態にしてしまうもの。
 
 
ニコチン中毒が一番わかりやすい。
 
 
タバコが体に悪い、と知りつつも、タバコに手を出してしまう。
タバコなしの生活を続けよう、と決心しても、大方はすぐあきらめてしまう。
 
 
「タバコを吸わない」という決定が出来ないのだ。
つまり、自由意志の欠如。
 
 
タバコを吸わない人には、常に

 タバコを吸う X タバコを吸わない

という2つの選択肢があるのに対し、
 
 
ニコチン中毒者には、

 タバコを吸う

という1つの選択肢しかない。
 
 
 
これを、自由意志の欠如という。

(もちろん、タバコを克服する人はたくさんいますよ。愛煙家の人、気分を悪くしないでね)
 
 
 
アナタの自由意志は、正しく働いているだろうか。


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